機能比較・2026-08-12確認
promptShieldとGoogle Cloud Sensitive Data Protectionの比較
Cloud DLPは実際に黒塗りができ、元の値に戻せる置き換えにも対応しています。違いは2点あります。文書をCloud DLPに送信すること、そして周辺の仕組みをすべて自社で構築することが前提になる点です。
違いをひと言で
Cloud DLPは組み込んで使うAPIで、promptShieldは開いて使うアプリです。
どちらも個人情報を検出し、元に戻せるコードで匿名化した出力を作成できます。Cloud DLPはGoogleがホストするサービスで、お客様のコードから呼び出して使います。つまり、処理のために内容がGoogleに送信されます。promptShieldは、お使いのデバイス上の画面で処理を行い、文書がデバイスの外に出ることはありません。
主な違い
内容はGoogleに送信されます
Cloud DLPが検査するのは、APIに送信された内容か、すでにGoogle Cloudに保存されているデータです。自社で管理するパイプラインであれば問題ありません。しかし、そもそも第三者に渡せない文書だからこそ黒塗りしたい場合には、選択肢になりません。
完成品ではなく、構成部品です
確認用の画面も、文書のライブラリも、出力の手順もありません。提供されるのはAPIで、その周辺はすべて自社で構築します。数百万件のレコードを処理するなら妥当な選択ですが、今日の午後に契約書を送りたいなら適していません。
検査したデータ量に応じた課金
Cloud DLPの料金は、検査・変換したデータ量で決まり、単価は方式によって異なります。大規模な利用では見通しを立てやすい一方、原理的には上限がありません。promptShieldは1ライセンスあたりの定額制です。
機能比較
| 機能 | promptShield | Cloud DLP |
|---|---|---|
すべてお使いのデバイス上で動作 Cloud DLPはGoogleがホストするAPI | ||
匿名化した出力を作成 | ||
元に戻せるコード化 どちらも元の値に戻せます | ||
人が確認できるデスクトップ画面 Cloud DLPはAPIのみ | ||
ネットワーク接続なしで文書を処理 | ||
豊富な組み込みの検出器 Cloud DLPのほうがinfoTypeの種類が豊富 | ◐ | |
データウェアハウス規模のパイプラインに対応 Cloud DLP本来の用途 |
✓:対応、◐:一部対応または設定で対応、✗:なし。提供元の情報は2026-08-12に確認しています(「出典」を参照)。
Google Cloud Sensitive Data Protectionが適している場合
次のような場合は、Cloud DLPのほうが適しています。
- データがすでにGoogle Cloudにあり、その場で大規模に匿名化する場合。
- パイプラインを構築中で、匿名化をデスクトップでの作業ではなく、呼び出せるサービスとして組み込みたい場合。
- 豊富なinfoTypeの種類や、promptShieldにない特定の検出器が必要な場合。
よくできたサービスです。内容をGoogleに送信しても問題ない環境であれば、有力な選択肢であることは間違いありません。
promptShieldを選ぶべき場合
- 文書を第三者のAPIに送信できない場合。その制約こそが、このページをご覧になっている理由でしょう。
- 連携の仕組みを開発・保守するのではなく、ファイルを開いて黒塗りしたファイルを受け取りたい場合。
- ファイルを外に出す前に、すべての検出結果を人が確認して承認する必要がある場合。
- デバイスがネットワークにまったく接続されていない場合。Proプランのオフラインでのライセンス認証で対応できます。
料金の比較
Google Cloud Sensitive Data Protection
従量課金
Cloud DLPの料金は、検査・変換したデータ量で決まり、単価は方式によって異なります。2026-08-12時点の情報です。
匿名化からAI、デコードまでの流れを見る
ブラウザーで文書を読み込んでみてください。同じ値には同じコードを割り当てて匿名化し、AIで処理します。最後に、AIの回答をデコードして元の値に戻します。インストールは不要で、クラウドへのアップロードもありません。
出典
- Google Cloud — Sensitive Data Protection
- Google Cloud Docs — De-identifying sensitive data
- Google Cloud — Sensitive Data Protection pricing
このページにあるGoogle Cloud Sensitive Data Protectionに関する記述は、すべて2026-08-12に提供元の公開ドキュメントで確認したものです。クラウドサービスは予告なく変更される場合があります。誤りを見つけた場合は、お知らせください。内容を訂正します。
よくある質問
Google Cloud DLPは元に戻せる黒塗りに対応していますか?
はい。暗号技術を使った置き換えに対応しており、元の形式を保ったまま置き換える方式も含まれます。鍵があれば元に戻せます。promptShieldも、元に戻せる置き換えをローカルで行います。コードと元の値の対応は、お使いのデバイスのコード台帳に保存されます。
Cloud DLPはpromptShieldより精度が高いですか?
どちらが優れているとも主張していません。Cloud DLPのベンチマークは行っていないためです。Cloud DLPの検出器の種類は、promptShieldより多くなっています。このページで比較しているのは構成とワークフローで、実測した精度ではありません。
promptShieldはCloud DLPと同じ量を処理できますか?
いいえ。そもそも、それを目指していません。promptShieldは、これから送ろうとしている文書を人が処理するためのデスクトップツールです。データウェアハウス規模の匿名化はCloud DLPの役割で、Cloud DLPはそれを得意としています。
注意事項
- 検出精度のベンチマークではありません。 比較しているのは、公開されている機能と構成で、実測した精度ではありません。Google Cloud Sensitive Data Protectionは有料のクラウドサービスで、当社のテストセットでは実行していません。実測値を公開している比較(当社で実行できるオープンソースライブラリのPresidioとの比較)では、スクリプト、テスト用の文書、生の結果をすべて公開しています。
- クラウドサービスは変化します。 Google Cloud Sensitive Data Protectionは、いつでも機能を追加・変更する場合があります。このページは、ある時点での比較です。比較表よりも、上記の「出典」を正としてご覧ください。
- promptShieldは当社の製品です。 当社は中立の立場ではありません。そのため、このページの記述はすべて、当社ではなく提供元自身のドキュメントを根拠にしています。
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