機能比較・2026-08-12確認
promptShieldとMicrosoft Purviewの比較
Purviewは、組織のデータ全体を対象とするコンプライアンス基盤です。promptShieldは、1台のデバイスで1件の文書を扱うツールです。競合することはほとんどありませんが、よく混同されます。
違いをひと言で
Purviewはテナント全体のデータを管理し、promptShieldは手元のファイルを黒塗りします。
Purviewは、Microsoft 365などのデータに対して、分類、ラベル付け、ポリシーの適用を行います。管理者が組織全体に導入する基盤です。promptShieldは、文書を手元に持っている本人が開いて使い、黒塗りしたコピーをローカルで作成します。
主な違い
テナント全体の基盤で、文書単位のツールではありません
Purviewは管理者が設定し、組織全体にポリシーを適用します。送りたいファイルが1つあるだけの個人のために、「このPDFを開いて個人情報を取り除く」という作業の流れは用意されていません。
提供するのはラベルとポリシー
Purviewの制御手段は、秘密度ラベル、DLPポリシー、アクセス制限です。これらは文書の取り扱い方を定めるものです。チャットボットに安心して貼り付けられる、氏名を取り除いたコピーを作るものではありません。
データがMicrosoftのクラウドにあることが前提
Purviewが最も力を発揮するのは、Microsoft 365とAzureの範囲です。そもそもアップロードできない文書は、その対象外です。promptShieldは、まさにそうした文書のためにあります。
機能比較
| 機能 | promptShield | Purview |
|---|---|---|
すべてお使いのデバイス上で動作 | ||
黒塗りしたコピーを作成 Purviewはラベル付けと制限を行い、黒塗りした文書は出力しません | ||
後でデコードできるコード | ||
文書の持ち主が直接使える Purviewは主に管理者が設定 | ◐ | |
ネットワーク接続なしで文書を処理 | ||
Microsoft 365全体での組織的なポリシー管理と監査 Purview本来の用途 | ||
ファイルとともに移動する秘密度ラベル |
✓:対応、◐:一部対応または設定で対応、✗:なし。提供元の情報は2026-08-12に確認しています(「出典」を参照)。
Microsoft Purviewが適している場合
次のような場合は、Purviewが適しています。
- Microsoft 365全体で、組織のデータポリシーを設定する管理者である場合。
- テナント全体で、監査に対応できるコンプライアンスレポートとデータの保持管理が必要な場合。
- 組織内でファイルがどこに移動しても、秘密度ラベルを自動で適用し、徹底させたい場合。
PurviewとpromptShieldは、扱う範囲が異なります。一方があれば、もう一方が不要になるわけではありません。
promptShieldを選ぶべき場合
- 目の前に文書があり、送信したり貼り付けたりする前に、個人情報を取り除く必要がある場合。
- ファイルをMicrosoft 365にも、ほかのどこにもアップロードできない場合。
- 匿名化した内容を、後でコードから元に戻す必要がある場合。
- 出力する前に、すべての検出結果をご自身で確認したい場合。
料金の比較
Microsoft Purview
ユーザー単位・従量課金
PurviewはMicrosoft 365のプランを通じて提供され、従量課金の追加要素もあります。2026-08-12時点の情報です。
匿名化からAI、デコードまでの流れを見る
ブラウザーで文書を読み込んでみてください。同じ値には同じコードを割り当てて匿名化し、AIで処理します。最後に、AIの回答をデコードして元の値に戻します。インストールは不要で、クラウドへのアップロードもありません。
出典
- Microsoft — Microsoft Purview
- Microsoft Learn — Microsoft Purview documentation
- Microsoft Learn — Learn about sensitivity labels
このページにあるMicrosoft Purviewに関する記述は、すべて2026-08-12に提供元の公開ドキュメントで確認したものです。クラウドサービスは予告なく変更される場合があります。誤りを見つけた場合は、お知らせください。内容を訂正します。
よくある質問
Microsoft PurviewでPDFを黒塗りできますか?
ここで言う意味では、できません。Purviewは文書を分類し、秘密度ラベルやポリシーを適用しますが、個人情報を取り除いたコピーは作成しません。
すでにPurviewを導入しています。ほかに何か必要ですか?
組織内に、文書をチャットボットに貼り付ける必要がある人がいるなら、必要です。Purviewが管理するのは、ファイルをどこに送ってよいかです。ファイルの内容を、共有しても安全な状態にするものではありません。
promptShieldはPurviewの代わりになりますか?
いいえ。Purviewは組織全体のガバナンス基盤で、promptShieldは個々の文書のためのデスクトップツールです。解決する課題が異なります。
注意事項
- 検出精度のベンチマークではありません。 比較しているのは、公開されている機能と構成で、実測した精度ではありません。Microsoft Purviewは有料のクラウドサービスで、当社のテストセットでは実行していません。実測値を公開している比較(当社で実行できるオープンソースライブラリのPresidioとの比較)では、スクリプト、テスト用の文書、生の結果をすべて公開しています。
- クラウドサービスは変化します。 Microsoft Purviewは、いつでも機能を追加・変更する場合があります。このページは、ある時点での比較です。比較表よりも、上記の「出典」を正としてご覧ください。
- promptShieldは当社の製品です。 当社は中立の立場ではありません。そのため、このページの記述はすべて、当社ではなく提供元自身のドキュメントを根拠にしています。
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