機能の比較(2026-09-28時点の情報)

promptShieldとCaseGuard Studio:文書の黒塗り機能の比較

どちらもオフラインで動くデスクトップアプリのため、データを処理する場所に違いはありません。違いは、元に戻せるかどうかです。CaseGuardは情報を完全に黒塗りします。promptShieldは情報をコードに置き換え、同じ値には常に同じコードを使います。コード化した文書はAIに渡せます。AIの回答は、デコードすると元の値に戻ります。公開情報の出典と確認日を記載した機能比較です。

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違いをひとことで

CaseGuardは機密情報を完全に消去します。元に戻すことのできない、本来の意味での黒塗りです。promptShieldは情報をコードに置き換え、同じ値には常に同じコードを使います。コード化した文書はAIに渡せます。AIの回答は、デコードすると元の値に戻ります。

どちらの製品も、ファイルをお使いのデバイスの中で扱います。CaseGuardはオンプレミス型で、promptShieldはオフラインで動くことを前提に作られています。どちらも文書を外部に送信しないため、データを処理する場所では差がつきません。大きな違いは、処理のあとに何が残るかです。CaseGuardで処理したあとに残るのは、元に戻せない黒塗りだけです。AIに渡せる内容はありません。promptShieldで処理したあとには、元に戻せるコードが残ります。これは、匿名化、AIでの処理、デコードという流れのための設計です。同じ人物・組織には、文書の中でも、同じフォルダーにまとめたファイルの間でも、常に同じコードが使われます。そのためAIは、元の値を一度も見ることなく、話の流れを追えます。

両者が大きく異なる点

元に戻せるコードと、完全な消去

CaseGuardは、本来の意味での黒塗りを行います。下にある文字、メタデータ、隠れたレイヤーは取り除かれ、元に戻せません。確定版の記録を公開する用途には、この設計が適しています。promptShieldは、機密情報を[P0ABCD]のような形式の、元に戻せるコードに置き換えます。文の意味は残り、元の値は外に出ません。あとで元の値に戻すこともできます。両者は目的が異なります。CaseGuardで得られるのは確定版の文書で、promptShieldで得られるのはデコードできる作業用のコピーです。

公開だけでなく、AIでの作業にも使える設計

CaseGuardでは、黒塗りした値は消えてしまいます。ChatGPT、Claude、Geminiに渡せる内容はなく、回答を元に戻す方法もありません。promptShieldは、まさにこの作業のために作られています。文書を匿名化してコードに置き換え、AIに渡します。AIの回答をpromptShieldに読み込むと、すべてのコードが元の値に戻ります。コードを変えずにそのまま残すようAIに求める指示ページも、自動で作成されます。

同じ氏名には常に同じコード

たとえば「山田 太郎」は、契約書でも請求書でも添付のメールでも、[PK7Q]のような形式の同じコードに置き換わります。そのためAIは、文書の中でも、同じフォルダーのファイルの間でも、どの箇所が同じ人物を指しているかを理解できます。黒塗りでは、どの箇所も区別のつかない黒い四角形になり、AIは何も結び付けられません。

検出の対象:9言語の文書に含まれる個人情報

CaseGuardの強みは、対応範囲の広さです。750種類以上のファイル形式に対応し、話者の検出を含む動画・音声・画像の秘匿処理もできます。文書の枠を大きく超えた製品です。promptShieldは、あえて対象を絞っています。扱うのは、文書の中の文字で書かれた個人情報です。9言語に対応し、IBAN、SSN、TFNなどは国ごとのチェックサムでも確認します。ボディカメラの映像や通話録音を秘匿処理するなら、CaseGuardが適しています。文書をAIで扱い、あとで元に戻したいなら、promptShieldが適しています。

機能の比較

機能promptShieldCaseGuard
匿名化、AIでの処理、デコードの流れ
CaseGuardの黒塗りは元に戻せず、AIに渡せる内容は残りません。
あとで元の値に戻せるコード
CaseGuardは、元に戻せない本来の黒塗りを行う設計です。
同じ人物・組織には常に同じコード
フォルダー内のファイル間でも同じコード
コードをそのまま残すようAIに求める指示ページ
AIの回答をデコードして元の値に戻す
文書内の個人情報の自動検出
CaseGuardは、個人情報・医療情報の30種類以上のカテゴリに対応しています。
固有名詞の検出(氏名、組織名、地名)
テキストの多言語検出(9言語、複数の言語が混在する文書にも対応)
CaseGuardが文書内の個人情報をどの言語で検出できるかは、公開されていません。
◐
国ごとのチェックサム(IBAN、SSN、TFNなど)
CaseGuardはパターンで検出しますが、チェックサムによる確認については記載がありません。
◐
元に戻せない完全な黒塗り
promptShieldでは領域ごとに選べます。CaseGuardではこの方式のみです。
領域ごとにコード化か完全な削除かを選択
CaseGuardは完全な削除のみです。
メタデータと隠れたレイヤーの除去
完全オフライン、またはオンプレミスでの処理
CaseGuardのオフライン用キーは、ライセンスごとに1つです。文字起こしと翻訳にはインターネット接続が必要です。
動画・音声・画像の秘匿処理
CaseGuardの中心となる強みで、750種類以上のファイル形式に対応しています。
文字起こしと話者の検出
文書の処理ページ数に上限がない
promptShieldのデスクトップアプリには、ページ数の上限がありません。CaseGuardのDoc Suiteは、AIクレジットが年間48,000ページ分で、追加購入もできます。
◐
無料のブラウザー版
promptShieldのブラウザー版はPDFに対応し、ファイルはお使いのデバイスから出ません。
無料トライアル
どちらも7日間です。CaseGuardでは、トライアル中の出力に透かしが入ります。

✓は対応、◐は一部対応または設定による対応、✗は非対応を示します。CaseGuardの情報は2026-09-28に確認しました(「出典」を参照)。

CaseGuardが適している場合

次のような場合は、CaseGuardが適しています。

  • 文書だけでなく、動画・音声・画像(ボディカメラの映像、通話録音、監視カメラの映像など)の秘匿処理が必要な場合。CaseGuardの中心となる強みで、promptShieldにはない機能です。
  • 公開する確定版の記録(米国の情報公開法に基づく開示、証拠開示、裁判所への提出書類など)を作成していて、元に戻せない完全な消去が必要な場合。
  • さまざまなメディア形式の文字起こし、話者の検出、翻訳を、オンプレミス型の一つの製品で行いたい場合。

両者は、解決する課題が異なります。CaseGuardは多くの形式に対応した黒塗り・秘匿処理の総合製品で、確定版の記録の作成に向いています。promptShieldは文書に絞った製品で、元に戻せる形で匿名化、AIでの処理、デコードを行うためのものです。秘匿処理した動画を公開しながら、契約書をAIで扱いたいチームなら、両方を使うことも十分に考えられます。

promptShieldが適している場合

  • 機密文書をAI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)で扱いたい場合。文書を匿名化してAIに渡せます。回答はデコードして元の値に戻せます。CaseGuardの元に戻せない黒塗りでは、これができません。
  • 元に戻せない黒塗りの代わりに、値をコードに置き換えて、あとで元の値に戻せるコード化が必要な場合。
  • 文書全体でも、同じフォルダーにまとめたファイルの間でも、同じ人物・組織には常に同じコードを使いたい場合。AIが話の流れを追えます。
  • 主に扱うのが9言語の文書で、使う予定のない動画・音声の秘匿処理に費用をかけたくない場合。小規模なチームでの金額は、下の費用の表をご覧ください。

チームの年間費用

CaseGuardの料金は、1ユーザーあたりの月額です。promptShieldのProプランは、基本ライセンス1つに、2人目以降の追加ライセンスを割安な料金で加える形です。文書の黒塗りを行うチームの費用を、どちらも年払いで比べました。

チームの人数CaseGuard Doc SuitepromptShield Pro費用の比較
1名$3,348$5645分の1以下
2名$6,696$7568分の1以下
5名$16,740$1,33212分の1以下
10名$33,480$2,29214分の1以下

米ドル建ての年額で、税抜きの定価です。提供開始時の割引は含みません。CaseGuard Doc Suiteは、年払いで1ユーザーあたり月額$279として計算しています(2026-09-28確認)。promptShieldのProプランは、基本ライセンス1つに、2人目以降1名につき追加ライセンスを1つ加えて計算しています。当社の料金で最も高くなる計算方法です。比率は小数点以下を切り捨てています。 promptShieldの料金を見る

CaseGuardの料金には、検出以外のものも含まれます。専任の担当者、講師によるグループ研修、メールのアーカイブを含む300種類以上のファイル形式への対応です。一方で、文書の分析はAIクレジットで年間48,000ページ分までです。追加分は購入できます。動画や音声も扱うチームの場合、料金は1ユーザーあたり月額299米ドル(Media Suite)または379米ドル(Ultimate Suite)です。promptShieldはメディアを扱わず、専任の担当者もいません。お客様ご自身で導入して使う文書用のツールであり、費用が低い理由の大半はそこにあります。

匿名化からデコードまでの流れを試す

ブラウザーに文書を読み込み、個人情報をコードに置き換えます。コード化した文書はAIに渡せます。AIの回答は、デコードすると元の値に戻ります。インストールは不要で、文書が外部に送信されることもありません。

ブラウザー版を無料で試すデスクトップアプリのみpromptShieldをダウンロード

出典

CaseGuardの価格と機能は、すべて2026-09-28に確認しました。他社の価格は変わることがあります。誤りにお気づきの場合は、お問い合わせページからお知らせください。確認のうえ修正します。

よくある質問

promptShieldで、動画・音声・画像の秘匿処理はできますか?

文書の中の画像には対応しています。スキャンしたページも文字認識(OCR)で読み取り、ほかのページと同じようにコード化や黒塗りができます。単独の動画や音声は対象外です。文字起こし、話者の検出、フレームごとの秘匿処理の機能はありません。ボディカメラの映像や通話録音を日常的に扱う場合は、メディアの秘匿処理に対応した製品が必要です。この比較を理由に、その導入を見送る必要はありません。

どちらも文書をデバイスの中で扱うのに、なぜ使い分けるのですか?

デバイス上で処理する点は両者に共通していて、違いを生むのはそこではないからです。違いは、データをどう扱うかにあります。黒塗り・秘匿処理の製品は、記録を公開できるように機密情報を消去します。promptShieldは機密情報をコードに置き換えます。文書をAIに渡し、回答を元に戻せるようにするためです。消去した値はAIに渡せず、あとで元に戻すこともできません。一方、コードに置き換えた値は、確定版の記録にはなりません。両方の結果が必要なチームの多くは、両方のツールを使っています。

promptShieldで、値をコード化せずに完全に削除することはできますか?

できます。削除するかどうかは、領域ごとに選べます。同じ文書の中で、一部の値は完全に削除し、ほかの値はコード化できます。削除した値は元に戻せません。ただし、公開用の確定版の記録を作る専用ツールではありません。その作業には、メタデータの除去を含む厳格な工程や、多くのファイル形式への対応が求められます。promptShieldはAIで検討する文書にお使いください。開示用の工程には、専用のツールが適しています。

promptShieldがCaseGuardよりはるかに安いのはなぜですか?

機能が少ないからです。動画や音声の秘匿処理、文字起こし、専任の担当者、対面での研修はありません。購入も、オンラインでお客様ご自身に手続きしていただく形です。検出はお使いのデバイス上で行うため、ページ単位のクレジットで使用量を数えることもありません。AIで検討したい文書を扱うのであれば、機能を絞った製品のほうが合っています。ボディカメラの映像や通話録音も扱うなら、追加の費用に見合う機能があります。

CaseGuardでは、処理できるページ数に上限がありますか?

Doc Suiteには、AIによる処理が年間48,000クレジット分含まれます。1ページにつき1クレジットなので、月に約4,000ページです。クレジットは追加で購入できます。promptShieldのデスクトップアプリには、ページ数の上限がありません。処理はお使いのデバイス上で行うため、500ページの資料も1ページの書簡も、費用は変わりません。

注意事項

  • このページは検出精度のベンチマークではありません。CaseGuardはソースコードが公開されていない製品のため、オープンソースのツールのように、当社のテスト文書で検出エンジンを動かすことはできません。比べているのは方式と機能で、検出率の測定値ではありません。再現可能なベンチマークは、/compareをご覧ください。
  • どちらもオフラインで使えます。CaseGuardはオンプレミス型の製品です。ライセンスごとに1つのオフライン用キーがあり、オフラインで動作します。ただし、文字起こしと翻訳にはインターネット接続が必要です。promptShieldは、お使いのデバイス上で文書を処理します。文書の黒塗りに限れば、データを処理する場所にほとんど差はありません。違いは、元に戻せるかどうか、AIを使えるかどうか、そして費用にあります。
  • CaseGuardは文書以外にも幅広く対応しています。750種類以上のファイル形式に対応し、動画・音声・画像の秘匿処理を行えます。文字起こしや話者の検出もできます。このページで比べているのは、文書と個人情報の黒塗りの作業だけです。メディア関連の機能は、promptShieldにはないため比較の対象外です。

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