機能の比較(2026-06-11時点の情報)

promptShieldとiDox.ai:文書の黒塗り機能の比較

iDox.aiはクラウド型のツールです。文書は黒塗りのためにアップロードされ、黒塗りは元に戻せません。料金はページ数に応じて決まります。promptShieldは、お使いのデバイス上でオフラインで文書を処理し、情報をコードに置き換えます。同じ値には常に同じコードが使われます。コード化した文書はAIに渡せます。AIの回答は、デコードすると元の値に戻ります。公開情報の出典と確認日を記載した機能比較です。

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違いをひとことで

iDox.aiでは、文書がクラウドにアップロードされ、元に戻せない形で黒塗りされます。情報は失われ、しかも文書はお客様の管理の外に出ます。promptShieldは、文書のデータをすべてお使いのデバイスの中に置いたまま、機密情報をコードに置き換えます。同じ値には常に同じコードが使われます。コード化した文書はAIに渡せます。AIの回答は、デコードすると元の値に戻ります。

違いは一つではなく、二つあります。一つ目は、データを処理する場所です。iDox.aiはクラウドでの処理を前提としており、ファイルは処理のためにアップロードされます。プライベートクラウドでの導入はEnterpriseプランのみで、その場合も処理の場所はクラウドです。お使いのデバイスではありません。promptShieldはすべてをオフラインで処理し、文書がデバイスの外に出ることはありません。二つ目は、元に戻せるかどうかです。iDox.aiは、自社の黒塗りを「永続的で元に戻せない」と説明しています。そのため、AIに渡せる内容も、デコードで元に戻せる内容も残りません。promptShieldは、まさにこの匿名化、AIでの処理、デコードという流れのために作られています。同じ人物・組織には、文書の中でも、同じフォルダーにまとめたファイルの間でも、常に同じコードが使われます。そのためAIは、話の流れを追えます。

両者が大きく異なる点

オフライン処理と、クラウドへのアップロード

iDox.aiでは、黒塗りのために文書がサービスへアップロードされます。同社はSOC 2とISO 27001を信頼性の根拠として示しており、多くのチームには十分な水準です。ただし、ファイルはお客様の管理の外に出ます。promptShieldは文書を外部に送信しません。検出も黒塗り・コード化も、お使いのデバイス上で行います。ネットワークから切り離した環境でも使えます。機密文書とその元の値は、最初に保存されていたディスクから動きません。

元に戻せるコードと、元に戻せない黒塗り

iDox.aiは、黒塗りが「永続的で安全、かつ元に戻せない」ものだと明記しています。最終的に公開する文書には、適した設計です。promptShieldは、値を[P0ABCD]のような形式の、元に戻せるコードに置き換えます。文の意味は残り、元の値は外に出ません。あとで元の値に戻すこともできます。確定版の文書を作るか、デコードできる作業用のコピーを作るか、という違いです。

クラウド型ツールにはないデコードの流れ

iDox.aiには、AIと共有する前にデータを匿名化する機能があります。ただし、AIの回答から元の値に戻す方法は、公開資料に記載がありません。promptShieldでは、この流れを最後まで行えます。文書の個人情報をコードに置き換えて、AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)に渡します。回答を読み込むと、すべてのコードが元の値に戻ります。コードを変えずにそのまま残すようAIに求める指示ページも、自動で作成されます。

定額ライセンスと、ページ数に応じた料金

iDox.aiの料金は、年間のページ数で決まります。Starterプランは年間5,000ページ、Premiumプランは年間50,000ページが上限です。処理量の多い月があると、上位プランへの変更が必要になる場合があります。promptShieldは定額のライセンスで、ページ数を数える仕組みはありません。オフラインで、追加の費用なしに何件でも文書を処理できます。処理量が読めない業務では、従量制の料金がそのまま費用の増加につながります。

機能の比較

機能promptShieldiDox.ai
完全オフラインでの処理(文書を外部に送信しない)
iDox.aiはクラウドでの処理が前提です。プライベートクラウドはEnterpriseプランのみです。
文書がデバイスの外に出ない
匿名化、AIでの処理、デコードの流れ
iDox.aiの黒塗りは元に戻せず、デコードの方法も記載されていません。
あとで元の値に戻せるコード
iDox.aiの説明では、黒塗りは「永続的で元に戻せない」ものです。
同じ人物・組織には常に同じコード
iDox.aiには匿名化の機能があります。ファイルをまたいで同じ置き換えになるかどうかは、記載がありません。
◐
フォルダー内のファイル間でも同じコード
コードをそのまま残すようAIに求める指示ページ
AIの回答をデコードして元の値に戻す
個人情報の自動検出
iDox.aiは、氏名、住所、SSN、カード番号などを検出します。
多言語の検出(9言語、複数の言語が混在する文書にも対応)
iDox.aiの対応言語は公開されていません。
◐
国ごとのチェックサム(IBAN、SSN、TFNなど)
iDox.aiはパターンで検出しますが、チェックサムによる確認については記載がありません。
◐
元に戻せない完全な黒塗り
promptShieldでは領域ごとに選べます。iDox.aiではこの方式のみです。
領域ごとにコード化か完全な削除かを選択
iDox.aiは完全な削除のみです。
メタデータと隠れた内容の除去
黒塗りAPI
promptShieldには、ローカルで動くREST APIとCLIがあります。iDox.aiには、Data Privacy APIとNo-Code APIがあります。
クラウドストレージとの連携(Box、Google Drive、OneDriveなど)
promptShieldは、オフラインで使う設計です。
定額ライセンス(ページ単位のサブスクリプションではない)
iDox.aiは、年間のページ数に上限があります(Starterは5,000ページ、Premiumは50,000ページ)。

✓は対応、◐は一部対応または設定による対応、✗は非対応を示します。iDox.aiの情報は2026-06-11に確認しました(「出典」を参照)。

iDox.aiが適している場合

次のような場合は、iDox.aiが適しています。

  • チーム全員がどこからでもサインインして使えるクラウドサービスで、Box、NetDocuments、Dropbox、OneDrive、Google Driveとの連携を標準で使いたい場合。
  • 元に戻せない完全な黒塗りが目的で、確定版の記録を作成している場合。SOC 2やISO 27001を取得したクラウドへのアップロードが、自社のコンプライアンス要件を満たすことも前提です。
  • 既存の処理の流れに黒塗りを組み込むため、クラウド型の黒塗りAPIやノーコードAPIが必要な場合。ページ数に応じた料金が、処理量に合っていることも前提です。

両者は、想定する利用者が異なります。iDox.aiは、APIを含めて黒塗りをサービスとして使いたいチーム向けのクラウド基盤です。promptShieldは、デバイスの外に出してはならない文書のための、オフラインのデスクトップアプリです。匿名化、AIでの処理、デコードという、元に戻せる流れのために作られています。どちらが合うかは、ファイルをクラウドに置けるかどうかで決まります。

promptShieldが適している場合

  • 文書をデバイスの外に出せない場合。守秘義務、依頼者との秘匿特権、クラウドの利用を禁じる方針などがあり、アップロードは選択肢になりません。
  • こうした文書をAI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)で扱いたい場合。文書を匿名化してAIに渡せます。回答はデコードして元の値に戻せます。
  • 元に戻せない黒塗りの代わりに、値をコードに置き換えて、あとで元の値に戻せるコード化が必要な場合。
  • 年間の上限があるページ単位のサブスクリプションより、定額のライセンスを選びたい場合。上限があると、忙しい月に上位プランへの変更を迫られることがあります。

料金の比較

iDox.ai · Starter

US$390 / yr

ページ単位・年間5,000ページまで・クラウド・2026-06-11確認

promptShield

定額ライセンス

オフライン処理・元に戻せるコード・ページ数の上限なし。料金を見る

匿名化からデコードまでの流れを試す

ブラウザーに文書を読み込み、個人情報をコードに置き換えます。コード化した文書はAIに渡せます。AIの回答は、デコードすると元の値に戻ります。インストールは不要で、文書が外部に送信されることもありません。

ブラウザー版を無料で試すデスクトップアプリのみpromptShieldをダウンロード

出典

iDox.aiの価格と機能は、すべて2026-06-11に確認しました。他社の価格は変わることがあります。誤りにお気づきの場合は、お問い合わせページからお知らせください。確認のうえ修正します。

よくある質問

SOC 2やISO 27001を取得したサービスなら、文書をアップロードしても安全ですか?

SOC 2やISO 27001は、サービス提供者の管理体制が監査を受け、セキュリティに真剣に取り組んでいることを示します。その点には確かな価値があります。ただし、文書のコピーがお客様の管理の外に出たという事実は変わりません。これらの基準が示すのは、他社がお客様のデータをどれだけ適切に守っているかです。データを移転する法的根拠になるわけではなく、守秘義務の条項を満たすわけでもありません。その提供者に適用される法域や法的義務の範囲から、ファイルが外れるわけでもありません。こうした点は、引き続きお客様ご自身で判断する必要があります。

promptShieldにはAPIがありますか?それとも、デスクトップアプリだけですか?

ローカルで動くREST APIと、コマンドラインツール(CLI)があります。検出とコード化を、スクリプトや処理の流れに組み込んで自動化できます。クラウド型の黒塗りAPIとの違いは、動作する場所です。接続先はお使いのデバイスか自社のサーバーなので、大量の処理を自動化しても、文書が外部に送信されることはありません。デスクトップアプリで文書に対して行える操作は、すべてAPIとCLIでも、人の手を介さずに実行できます。

promptShieldは、各自のデバイスではなくサーバーでも動かせますか?

動かせます。デスクトップアプリのほかに、自社のサーバーで運用する形態があり、チームで共有する社内の接続先として使えます。この形態でも、保証は変わりません。自社で管理する環境で動作するため、文書が当社に届くことはありません。この点が、他社のプライベートクラウドとの大きな違いです。プライベートクラウドは、より分離されているとはいえ、他社の環境であることに変わりはありません。

注意事項

  • このページは検出精度のベンチマークではありません。iDox.aiはソースコードが公開されていないクラウド製品のため、オープンソースのツールのように、当社のテスト文書で検出エンジンを動かすことはできません。比べているのは方式と機能で、検出率の測定値ではありません。再現可能なベンチマークは、/compareをご覧ください。
  • iDox.aiのクラウドは第三者の審査を受けています。同社はSOC 2とISO 27001を掲げています。Enterpriseプランでは、プライベートクラウドでの導入もできます。クラウドだから安全でないというわけではありません。ただし、文書はアップロードされます。promptShieldのオフライン設計では、文書を外部に送信することはありません。
  • iDox.aiには匿名化の機能があります。同社の製品群には、黒塗りのほかに、データの匿名化の機能もあります。ただし、AIの回答をデコードして元の値に戻す流れについては、公開資料が見つかりませんでした。そのため、この機能は「非対応」としています。変更があった場合はお知らせください。内容を更新します。

役に立った場合は、拍手でお知らせください。